横濱JAZZ PROMENADE(ジャズプロ)を運営するために立ち上げられた横浜JAZZ協会は、2018年に一般社団法人化へと改組しました。

それとともに、これまでジャズプロのためにあった組織を、より横濱の音楽文化発信に寄与できるものへと移行していく内容へと拡充すべく、準備を整えております。

ジャズプロ2019は、残念ながら自然災害の猛威の前に中止を余儀なくされてしまいました。これはジャズプロ史上、初めてのできごとでした。

横浜JAZZ協会は横濱JAZZ PROMENADE実行委員会の一員として、2019年度から2020年度への事業継続が可能かどうかの検討に加わりました。

その結果、各方面のご理解とご協力をいただき、ジャズプロ2020の開催を前提に3月から準備を進めている次第です。

昨年の中止を受けて、財政的な面での改善は急務であり、欠かすことのできない課題となっています。

加えて、1993年から続いてきたこのイベントが、現在も時代に合ったものか、市民の皆さまのご要望を少しでも多く反映したものであるかを問い直す必要もあると認識しております。

ここで改めて、ジャズプロ2020に向けて広く皆さまのご理解とご協力をいただくためにも、ジャズプロに対する一般社団法人横浜JAZZ協会の認識を提示させていただこうと考え、ここにその「宣言」を開示する次第です。

ジャズプロ再開宣言

2020/04/15
一般社団法人横浜JAZZ協会

ジャズプロが再開に際して掲げるテーマ

ジャズらしさ、

ヨコハマらしさ、


新しさ、、、

テーマについて

  • ジャズらしさ、
    ジャズは変化する柔軟性をもったことで時代の要求に応じた歴史をもっている。そうした「ジャズの歴史」を体験できる音楽フェスとしての使命をYJPが担いたい。
  • ヨコハマらしさ、
    幕末から明治維新にかけて、鎖国日本が世界に門戸を広げる玄関口としての役割を担った横浜。その歴史的な価値を伝承すべく、ジャズと横浜を関連付ける要素をYJPのなかに盛り込んでいく。
  • 新しさ。、、
    ジャズと横浜の歴史的な関連性を大切にするとともに、「~発祥」が多いといった進取の気性が強い土地柄であることを広くアピールするためにも、ジャズにおける「新しさ」を伝えるプログラムをぜひ加えておきたい。

横濱JAZZ PROMENADEの理念

  • 横浜市民が主体的に創り上げるジャズ・フェスティヴァルとすること
  • 横浜市の芸術文化発展のために資するジャズ・フェスティヴァルであること
  • 横浜市民をはじめ広く音楽文化を愛好する人々の福利厚生に資すること
  • 横浜を発信地として全国や国外へジャズ文化を普及させ来濱観光客の増加に資すること
  • 以上のために日本の洋楽発祥、ジャズ上陸の地としての横浜の資源を最大限に活用すること
  • 以上の概念を基盤に運用されるYJPは市民の文化的生活、産業経済の発展に資するものであること

ジャズらしさ、

  • 横浜は、幕末に西洋音楽を正式に演奏した場所という記念すべきエポックをもっている。
  • さらに、第二次世界大戦後には、いち早くアメリカの流行音楽であったジャズを聴くことができる場所として、時代に敏感な人々が集まってきた場所であった。
  • こうしたジャズ史的に重要なポジションにあったことを伝えるためのプログラムを継承したい。
  • 具体例:ニューオーリンズ・スタイルのステージの継続。
  • ジャズ・レジェンドのトリビュートやアニヴァーサリー・イヤーの企画ステージの設置。

ヨコハマらしさ、

  • 横浜は、江戸幕末の開港を機にまちづくりが始まった、いわゆる「新興造成地」のはしりである。そして、いまだ湾岸エリアが開発され続けているトレンドの発信地でもある。
  • 流入する人口を受け容れる度量と、新しいものを取り込んで独自に仕立て直してしまう柔軟性を備えた土地柄といえる。
  • こうした雑食性は、20世紀を象徴する音楽文化と呼ばれるジャズにも共通している。
  • この横浜ならではの「気質」を反映した、ジャズの先取性を表現する新人ミュージシャンを積極的に登用したい。

新しさ、、、

  • 変わり続ける街・ヨコハマを象徴するイベントであるために、プログラムやシステムを含めて、変わることを恐れずにトライしていきたい。
  • 温故知新、故きを温ねて新しきを知る──すなわちジャズの歴史を端緒から語ることができる街である意義を大切にしながら、発展し変容していくジャズのすばらしさをステージで実感してもらえるイベントづくりを心がける。
  • 横浜が文化的な遺産を食い潰しているのではなく、ちゃんと「ジャズを育てる街」=「新たな未来像を生み出す街」であることを証明するためにも、新人育成や横浜を拠点に活動するミュージシャンの登用を戦略的に発信していく。

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